院生に指摘を受けた。研究室が整理整頓されていない件である。「お手伝いしますから」とのありがたい申し出もあったが、修士論文を抱えている院生に余分なことは頼めないので、遠慮した。
自覚はある。したがって、研究室のドア前に「2012年1月にリニューアルします(予定)」と書いた紙片を掲示してから帰宅した。
今年度の在学生ガイダンスの折に、「M先生の研究室はキレイに整頓されています。新年度にあたり、M先生の研究室のように頭の中も整頓しましょう」というようなことを語った記憶がある。来室した3回生も漠然と記憶があるようだ。それにしても、有言不実行とはまさしくこのことだと思う。これでは示しがつかない。12月中旬以降は少し時間の余裕があるので、12月中に片付けを行うこととし、その意思表明として掲示をしたという次第である。
多少後悔しているのは掲示に「2012年1月にリニューアルします(願望)」と書いておいた方が無難だったかなということだ。いや2012年3月までにと書いておけば良かったのか。
いずれにせよ、片付けないと来客を招くのが恥ずかしい状態は改善を要する。4回生とM2生は論文に取り組み、僕は研究室の片付けに取り組むということで、課題を背負う気分だけは共有しておくことにしよう。