25年前にワープロ専用機を買った。文豪3Vとかいう機種だったと思う。手書きと違って疲れないので一日で原稿用紙50枚分ほど賭ける点が画期的だった。図表はたしか罫線で造っていたと思う。
20年ほど前に、MS−DOSで動くPC98を買った。大阪の日本橋で、本体とディスプレイとプリンタと合わせて40万円を超える価格だった。当初は『松』というワープロソフトを使っていたような気がする。コマンドプロンプトに >MATSU と入力するとFDDがプログラムを読み込んで起動する。
当時としてはとても高額だったが、これらの機械の寿命はせいぜい3年程度だった。画期的な性能向上があって、すぐに旧態化するからである。
最近はパソコンの寿命はもっぱらHDDの寿命に依存しているような気がする。使用頻度が高いせいか、仕事用の2年前のMacはすでにHDDが故障して、内蔵HDDを交換した。iMacの内部はいじるのが非常に困難で慎重を要するのだが、それでも無事にiMacは復活して使えるようになった。3年前のiMacは今のところ故障の兆候はないが、スペック的にそろそろ交換した方が良い時期になっている。迷っているのは内蔵ドライブをHDDにするか、SSDにするかという点である。SSDは可動部分がないから当然寿命は恒久的だろう。ただし、価格が60パーセントほど割高になる。いずれが良いか、しばらく悩むことにする。
ところでMacOSはいよいよ7月にLionが出ることになっている。そもそもOSXLionはディスクの販売がないらしいが、実際はどうなるのだろう。Snow Leopardの状態からアップグレードするのみなのか? それではリカバリーの際に不便ではないかと多少心配しているところだ。正直のところ、一番気になるのはOSの愛称だ。OS Xのネコ科ニックネームはいよいよ終わりかも知れない。確かパブリックベータ版でSiamという名前は使っているが、Catは使っていない。できればOS Xの最終版をCatで締めくくって欲しい。(たいした話でなくて申し訳ない)