学祭期間でもあるし、深夜であるにも関わらず、事務的な連絡をメール送信して恐縮しているところである。メールの良い所は、手が離せない状況の時には返信を要さず、後刻ゆっくりと返信ができるということだろうか。ただし、夜に仕事を強制することになって申し訳ないという気持ちがある。
話は変わるが、中・高・大・院の同級生とはもう20年から30年くらいの長きにわたってご無沙汰しているケースが多数ある。大学の卒業式で同級生が去り際に語った言葉を思えている。
「さようならみなさん。もう二度と会うことはないでしょう」
そのときは何と冷淡な発言だろうと思ったのだが、今はそれが事実であることを充分に承知している。実際にそうなったからである。
大学院の同級生とは専攻領域が違うのでほとんど日常的な交流がない。高校の同級生は、起業している者もいるし、業界が全く異なるので、さらに連絡を取る機会がないのである。せめて活動地域が近ければ良いのだが、活動地域が全国に分散してしまっていて、「飲み会」の設定すら困難を極める。そんな中で、旧友と連絡を取り合えたのでICTに感謝している。