国語辞典や百科事典を見ると、「国民の祝日の一つ。一一月三日。この日に新憲法が公布されたことを記念して、昭和二三年(一九四八)に制定。文化勲章の授与などが行なわれる。」と説明されている。ところで11月3日がなぜ「文化の日」なのかは良く分からなかった。11月23日は勤労感謝の日とされているが、これも制定の経緯とか説明はあるが、その日に決定した必然的な理由がわからない。
明治節とか新嘗祭などの日をそのまま別名称で国民の祝日にしているケースはこれにとどまらないだろう。
11月3日も「晴れの特異日」であることを最近知った。10月10日も晴れの特異日であったから東京オリンピックの開会式がおこなわれたわけだが、今では体育の日は「10月の第二月曜日」とされているので、晴れの特異日ではないかも知れない。
連休を増やすため、月曜日が祝日になっているケースは他にもあるが、学校にとっては多少の弊害がある。月曜の授業コマ数が不足するのである。
最適な設定方法、だれもが頷く日取りというのはないのであろうか。