ネット上の事典サービスの利用登録をした。今年になってから4回目だ。使わなくても月額料金が発生するので、しばらく使わないで大丈夫という時には月末でサービスを解約しておく。月が変わって使う必要性が出てきたときに、利用登録をする。使わない月もあったので、毎月2100円は少しもったいない気がする。
昨日11月2日に、『国史大辞典』で調べる項目があったので改めて利用登録をした次第である。
僕の利用しているサービスでは『日本国語大辞典』と『国史大辞典』をよく使う。よく使うけれども高価だし、場所をとるので購入はしない。だからネットサービスが必要なのである。
僕の学生時代には考えもしなかったサービスだ。何巻もある大きな事典でも必要であれば購入して置いておく。百科事典などは情報が更新されるのでたびたび買い換えなければならない。今、百科事典はペーパーベースでもDVDーROMベースでも販売されているが、改版されたときのことを考えるとネットサービスが効率的だと思う。
学生の頃に岩波の『教育学辞典』を古書店で見つけた。古い辞典だが、その時代のことを知るためには必要である。全巻揃いで結構な金額だった。馴染みの古書店だったためだろう。「持って帰って下さい。代金は後で結構です。分割でも何でもいいですよ。」と言ってくれた。確か翌月と翌々月の2回分割で支払った記憶がある。代金後払いの書類を書いたわけではない。純粋な信用販売だ。今時はこういうことはないのではないかと思うと、「昭和」が懐かしい。